海外の臨床試験において、ザイアジェンを服用した患者さんのうち、約3%に過敏症の発現が報告されています。この過敏症を発現した患者さんが、ザイアジェンの服用を続けると、生命にかかわる重大な事態となる場合があります。
また、過敏症を経験した患者さんは、たとえ過敏症の症状が治まって長期間経過していても、ザイアジェンを再び服用すると、数時間以内に命にかかわるほどの血圧低下をきたしたり、死亡するおそれがあります。したがって、ザイアジェンによる過敏症を起こした患者さんは、ただちにザイアジェンの服用を中止し、その後絶対にザイアジェンを服用してはいけません。
重大な事態を招かないため、患者さん自身でも過敏症の発現に注意し、いつもと違う症状が現れたり、次に示すような症状が現れた場合には、ただちに担当医師に連絡し、服用を中止すべきかどうか指示を受けてください。



ザイアジェンは過敏症のほかにも重篤な副作用が起こるおそれがあります。ザイアジェンを安全に服用していただくため、「ザイアジェンを服用するにあたって」(小冊子)を必ずお読みください。
また、上記の過敏症の症状などをまとめたカード「ザイアジェンを服用する患者さんへ」とシールがありますので、ザイアジェンを服用する患者さんは、これらを必ず携帯するようにしてください。


もし、ザイアジェンによる過敏症であると診断された場合、再びザイアジェンが投与されることを避けるためのカードが渡されます。このカードは担当医師が変わったときや受診する医療機関が変わったときには、必ず提示するようにしてください。

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