平成8年5月28日 1.血液製剤によるHIV感染被害救済制度について、昨日43回目の判定委員会(座 長 塩川優一順天堂大学名誉教授)が開催され、次のとおり支給決定が行われた。 今回の支給決定件数 50件(申請件数51件,不支給0件,保留1件) 内訳 医療手当 15件 特別手当 16件 遺族見舞金等 19件 なお、支給決定に係る実人員 39人 このうち、新規申請者 24人 2.本制度は昭和64年1月よりスタートし、実施主体である友愛福祉財団から委託を 受けて医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構が業務を行っているが、今回決定分 を含めたこれまでの支給実人員は518人で給付別の金額、人員は次のとおりである 。 給付の種類 支給者 給付額 医療手当 190人 (月額) 35,530円 (関連疾病による入院) 特別手当 341人 (月額)260,230円 (発症した場合) (18歳以上) (月額)105,830円 (18歳未満) 遺族見舞金 98人 (月額)196,600円 (生計維持者の死亡) 遺族一時金 223人 7,077,600円 (生計維持者以外の死亡) 葬祭料 333人 166,000円 (重複支給あり)