平成8年9月10日 1.血液製剤によるHIV感染被害救済制度について、本日45回目の判定委員会(座 長 塩川優一順天堂大学名誉教授)が開催され、次のとおり支給決定が行われた。 今回の支給決定件数 8件(申請件数11件,不支給1件,保留2件) 内訳 医 療 手 当 1件 特 別 手 当 4件 遺族見舞金等 3件 なお、支給決定に係る実人員 7人 このうち、新規申請者 7人 2.本制度は昭和64年1月よりスタートし、実施主体である友愛福祉財団から委託を 受けて医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構が業務を行っているが、今回決定分 を含めたこれまでの支給実人員は510人で給付別の金額、人員は次のとおりである 。 給付の種類 支給者 給付額 医療手当 195人 (月額) 35,530円 (関連疾病による入院) 特別手当 355人 (月額)260,230円 (発症した場合) (18歳以上) (月額)105,830円 (18歳未満) 遺族見舞金 99人 (月額)196,600円 (生計維持者の死亡) 遺族一時金 233人 7,077,600円 (生計維持者以外の死亡) 葬祭料 346人 166,000円 (重複支給あり)