グループ紹介[オープン・ドア] |
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HIV感染者・エイズ患者(PWA/H)への食事の宅配サービスをしているグループ、オープン・ドア。昨年開催された「PWA/Hのための食事作り講座」(全5回)には私たちLAPからも数名が参加しました。その講座で取り上げられた栄養や衛生、調理技術などはLAPが行っている支援活動等にも活かされています。やはり食事は生活の中でもっとも大切なもののひとつといえます。
そこで今回はオープン・ドアの活動をご紹介します。また、4月21日にはLAP&オープン・ドア合同の講習会が行われます。興味のある方はどうぞふるってご参加下さい。
オープン・ドアはHIV感染者・エイズ患者(PWA/H)のために食事宅配サービス活動をしているボランティアグループです。みなさんはPWA/Hのための食事と聞いたときどんなイメージがわきますか。何か特別な「食べ物」が必要であるとか、これを食べれば治る等誤解していないでしょうか。
オープン・ドアでは、次のように考えて活動をしています。誰でも健康のために、食事を大切にしていると思います。これはPWA/Hにとっても同じことです。HIVと体が戦う力をつけるためには、栄養があり、バランスのとれた食事がとても重要なのです。そして、わたしたちが一番大事にしていることは心のこもった手づくりの料理を届ける事。あくまでも主人公はPWA/Hです。栄養を最優先にするために「おしつける」のではなく「嗜好」を大事にしてその中でどうやって栄養をとるかを工夫しています。
オープン・ドアが献立や食事づくりで気をつけていることは次のような事です。
サンフランシスコにはお手本にしているオープンハンド(http://www.openhand.org/)という名のNGO(非政府組織)があり、そこでは二千人以上のボランティアが毎日六千食を宅配するという大規模な活動をしています。それに比べるとオープン・ドアは小さな小さなボランティアグループです。
今の状況は毎日多くのPWA/Hに宅配をすることはできません。資金も物もボランティアの人数も足りません。でもないないといっているより、PWA/Hのニーズがある限りできるところからできる限りの支援を続けることがオープン・ドアの目標です。もし、オープン・ドアの活動を支援して下さるのでしたら、以下のものを募集しています。また、各NGO・個人のお食事会やパーティーなどのお手伝いもしています。詳しくは、お問い合わせ下さい。よろしくお願いします。
●キッチン(それほど広くなくても定期的に使える)●台所用品●衛生用品(フキン、エプロン、手袋)●炊飯器●食器棚●保存の効く食品(米など)●宅配用のパッケージなど■連絡先
〒213川崎市高津郵便局私書箱12号「オープン・ドア」
TEL/FAX 03-5300-1645
PWA/Hのための献立(例)4人分 野菜と厚揚げの酢豚風 ■材料
かぼちゃ………1/2個 きゅうり………2本(好みでピーマンでも) 干ししいたけ…8枚 厚揚げ…………2枚 赤唐辛子………1本 砂糖…………大さじ1* 酒……………1/3カップ* しょうゆ……1/6カップ* 酢……………大さじ3* くず粉………小さじ2(または片栗粉)* 油 ※使える人は豚肉100グラムも使います。
■材料
あさつき…………適量 切りのり…………適量 溶き辛子…………少々 白ごま…………1/6カップ 練りごま………1/6カップ 砂糖……………小さじ2 酢………………1/4カップ しょうゆ………大さじ1 煮きりみりん…1/3カップ 水………………1/4カップ
■材料
クレソン………1束 だし汁…………4カップ 白みそ…………大さじ3
■材料
青ジソ……………4枚 塩…………………ひとつまみ
くだもの いちご |
ちょっと気を使ったケーキ作り講座 4/21 sun
「オープンドアー」とLAP共催の「ちょっと気を使ったケーキづくり講座」。調理師の方を講師に迎えケーキづくりにチャレンジ。また、オープンドアーお勧め「食欲のないときの間食・おやつ」のレシピ紹介と試食もあります。 この講座はどなたでもご参加いただけますが、食材準備の関係上、必ず事前にご連絡下さい。
[開始]午後1時30分〜 ■場所 都内を予定(詳しくはお問い合せください) ■参加費 実費(1000円程度) ■主催 LAP/オープンドアー <当日のメニュー> |