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人はどうやって医者になるのか[2]
医者とのうまいつき合い方

仕事が忙しくてどこにも行けない外科系医師。 
関東の隅っこに住んでいる、卒後6年の JUJU 

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 ま、医者といっても所詮は人間です。だから基本的には「人付き合い」と同じだと思って下さい。自分が医者をやっていて「むっ」とするときって、医者をやっていなくても「むっ」とするときとおんなじだったりします。いくつか、その「むっ」の例をあげてみます。

 こういう態度をとられれば医者じゃなくてもイヤですよね。では、医者に特徴的なキャラクターとはいったいどんなものでしょう? 自分の個人的な意見ですけどこんな感じです。

 医者も人間な以上、やはり「相性」といったものがあります。「会いたい患者」「苦手な患者」があるのは事実です。一般的には、忙しいときにながながと話をされたり、医者にだってよくわからないことを根ほり葉ほり尋ねたりする患者さんは要注意人物になります。
 逆にタイミング良くねぎらいの言葉をかけてくれる、一生懸命治療に協力してくれる患者さんは、こちらまでやる気にさせてくれます。相手を思いやる気持ちは、いつか自分に返ってくるのと同じで、医者と患者の間も最終的には相手に対する思いやりの気持ちで成り立っているのだと思います(そう思いたいですね)。
 だから患者になったら自分に合った医者を探してみてください。話していて信頼できる、気持ちを楽にしてくれる、自分の言いたいことが言える、そんな医者なら相性はまずまずでしょう。
 特に長い期間診てもらわなくてはいけない場合、この「相性」は重要です。技術が優れていても相性の悪い医者では、ついつい治療や通院もさぼりがちになってしまいますよね。
 医者にもいろんな人がいるわけですから、友達選びと同じようにながいおつき合いのできるお医者さんを見つけて、うまく付き合ってくださいね。

[JUJU]


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